[旧記事]MWDの性能比較

先日、T2MWDは使えないという話題になりまして、ここらで特徴をまとめようと思った次第です。
T1各種とT2の比較になります。基本的な性質は変わらないのでここでは5MNを例にあげます。
DEDとかFacとかはもう常用するにはお財布に優しくないので、割愛ということで。



ざっくりと特徴を説明します。
・T1無印
可もなく不可しかなく。
T2素材なので使えない割には若干高い。
・Quad Lif
起動時のシグネチャ半径が他のものよりも小さい。
装備時のキャパシタペナルティが他よりも軽い。
・Cold-Gas
起動コストが低い。
・Compact
装備負荷が小さい。
メタ品の中では値が張る。
・T2
起動コスト、装備負荷を犠牲に速度上昇率が高い。

こんなところでしょうか。
で、ここから詳しく掘り下げて行きたいと思います。

T1無印は使うことは無いと思うので置いといて、T1メタ品3種についてです。
一見するとシグネチャ・起動コスト・装備負荷でキレイに3つに別れているように見えますが、
Quad Lifタイプはキャパシタのペナルティが軽いため、キャパシタ周りは実はCold-Gasタイプとそんなに変わりません。
速度も装備負荷も変わらず、キャパシタ周りも大差ないとなるとシグネチャが小さくなるQuad Lifタイプの方が若干有利に見えます。
もちろん一般論ですのでFitに依る部分は大きいです。
敵に近づいてPointした後はMWDを切る近距離型のFitの場合は接敵時にシグネチャが小さくなり、且つキャパシタペナルティの小さなQuad Lifタイプが有用です。
Cap Boosterを使用し、MWDを使用し続けるKite艦などはキャパシタの自然回復量はあまり影響を与えませんし、何よりもそのキャパシタを食いつぶすMWDの起動コストが減るのでCold-Gasタイプが有用です。
Compactタイプは起動コスト・キャパシタペナルティ共に重たいものの、装備負荷を減らせるというのは唯一無二の特徴です。
リソースとのギリギリの戦いを繰り広げる場合はこれ一択です。
逆に言うとリソースに余裕がある時に使う意味は無いと言っても過言ではないでしょう。

次にT2品です。
T2化すると具体的には
起動コスト・PG・速度ボーナスが上昇します。
意外なことにCPUは一般的な数値そのままです。
また、キャパシタペナルティはQuad Lifタイプと同様に低い値です。
T2を使うとすればその理由は速度以外には無いでしょう。
が、速度ボーナスはT1メタ品とくらべて5%のみの上昇です。
起動コスト・PGの増加(と跳ね上がるMod代)と速度の5%アップはあまり釣り合っているようには思えません。
そもそも、500%ほど速度上昇する中で5%の差異は僅かなものです。そのために諸々を犠牲にするのはもったいないように思えてなりません。